Case – 25 一般血液検査
1: 皮膚科における一般血液検査とは
皮膚科では、湿疹・じんましん・アトピー性皮膚炎・感染症などの原因や重症度を確認するために、 一般血液検査を行うことがあります。 見た目の症状だけでは判断が難しい場合に、体の内側の状態を把握する補助的な検査として用いられます。
2: 主な目的
・炎症の程度を確認(CRP、白血球数など)
・感染症の有無の評価
・アレルギー体質の参考指標(総IgEなど)
・内服治療前の全身状態確認
・慢性的な皮膚症状の背景疾患の確認
症状や経過に応じて、必要な項目を選択します。
3: 検査が行われる主なケース
・長引く湿疹やかゆみ
・じんましんが繰り返す場合
・重症のアトピー性皮膚炎
・皮膚感染症が疑われる場合
・内服治療(免疫抑制薬など)を検討する場合
4: 検査の流れ
① 診察・問診
② 採血(数分程度)
③ 検査分析
④ 結果説明(当日または後日)
検査内容により、空腹が必要な場合があります。
5: 注意点
・採血部位に軽い痛みや内出血が生じることがあります
・数値は体調や服薬の影響を受けることがあります
・血液検査のみで確定診断できない場合もあります
検査の必要性は、診察のうえ医師が判断します。