Case – 33 エキシマライト (中波長紫外線 n-UVB)
1: エキシマライト(308nm n-UVB)療法とは
エキシマライト療法は、308nm付近の中波長紫外線(n-UVB)を 病変部に集中的に照射する治療法です。 病変部に限定して照射できるため、 正常皮膚への影響を抑えながら治療を行います。
2: 主な適応疾患
・尋常性乾癬
・尋常性白斑
・アトピー性皮膚炎(難治性皮疹)
・掌蹠膿疱症
・円形脱毛症
・菌状息肉症(初期)
症状や重症度により適応は異なります。
3: 治療の仕組み
・過剰な免疫反応を抑制する
・炎症を鎮める
・色素細胞の働きを刺激する(白斑の場合)
・異常な角化・細胞増殖を抑制する
疾患ごとに作用機序は異なります。
4: 治療の流れ
① 診察・適応判断
② 照射範囲の決定
③ 紫外線照射(数秒~数分)
④ 経過観察
通常は週1~3回程度の通院が必要となります。
治療期間は疾患や反応により異なります。
5: 副作用・注意点
・照射部位の赤み
・軽いかゆみ
・まれに水疱や色素沈着
効果や反応には個人差があります。
妊娠中の方や光線過敏症の方は事前にご相談ください。
治療期間中は日焼け対策が重要です。