Case – 29 巻き爪が原因の瘭疽の手術
1: 巻き爪による瘭疽(ひょうそ)とは
巻き爪が皮膚に食い込むことで傷ができ、 そこから細菌が侵入して炎症や化膿を起こす状態を 「瘭疽(ひょうそ)」といいます。 痛みや腫れが強くなると、手術が必要になる場合があります。
2: 主な症状
・爪の周囲の赤み、腫れ
・押すと強い痛み
・膿が出る
・肉芽(赤く盛り上がった組織)ができる
・発熱を伴うことがある
放置すると感染が広がる可能性があります。
3: 手術が必要となるケース
・膿が溜まっている場合
・強い痛みが続く場合
・抗生剤治療で改善しない場合
・再発を繰り返す場合
4: 手術の方法
手術は局所麻酔で行います。
・膿の排出(切開排膿)
・感染組織や肉芽の除去
・巻き込んだ爪の部分切除
・必要に応じて爪母処理(再発予防)
症状の程度により治療方法を選択します。
5: 術後の経過と注意点
・数日間は痛みや腫れが出ることがあります
・創部は清潔に保ちます
・抗生剤や外用薬を使用する場合があります
・靴の圧迫を避けてください
再発予防のため、爪の切り方や靴選びも重要です。