Case – 26 真菌(水虫菌)顕微鏡検査
1: 真菌(水虫菌)顕微鏡検査とは
真菌顕微鏡検査は、皮膚の表面に存在する真菌(カビ)の有無を確認する検査です。 足白癬(水虫)や爪白癬などが疑われる場合に行われます。 皮膚の一部を採取し、顕微鏡で直接観察することで真菌の存在を確認します。
2: 検査が必要となる主な症状
・足の指の間のかゆみ、皮むけ
・足裏の角質が厚くなる、ひび割れ
・小さな水ぶくれが繰り返しできる
・爪が白く濁る、厚くなる、変形する
見た目だけでは湿疹との区別が難しい場合があるため、
正確な診断のために検査を行います。
3: 検査の方法
① 病変部の角質を少量採取
② 薬液で処理し、顕微鏡で観察
③ 真菌(菌糸や胞子)の有無を確認
採取は数分で終了し、大きな痛みは通常ありません。
結果はその場で説明できる場合が多い検査です。
4: 検査を行う理由
水虫に似た症状でも、実際には湿疹や他の皮膚疾患であることがあります。 真菌の有無を確認せずに治療を開始すると、 症状が悪化する可能性もあるため、 適切な治療選択のために顕微鏡検査が重要となります。
5: 注意点
・検査前に外用薬を使用していると、菌が確認しにくいことがあります
・必要に応じて再検査を行う場合があります
・症状や所見により、培養検査を追加することがあります
検査の適応は医師の診察により判断します。