Case – 24 化粧品アレルギーのパッチテスト

後藤皮膚科背景イメージ

1: 化粧品アレルギーとは

化粧品アレルギーは、スキンケア製品やメイク用品に含まれる成分に対して、 免疫が過剰に反応することで起こる「アレルギー性接触皮膚炎」です。 使用部位に赤み・かゆみ・湿疹などが生じることがあります。

2: パッチテストとは

パッチテストは、原因と考えられる成分を皮膚に貼付し、 一定時間後の皮膚反応を確認する検査です。 アレルギー性接触皮膚炎の診断に用いられます。

3: 検査の流れ

① 問診・診察
② 試薬または持参した化粧品を背中などに貼付
③ 48時間後に判定(貼付部位は濡らさない)
④ 必要に応じて72時間~1週間後に再判定

判定は皮膚の赤み・腫れ・水疱の有無などを医師が評価します。

4: 検査で分かること

・特定成分へのアレルギー反応の有無
・使用中の化粧品との関連性の推定

すべての皮膚トラブルがアレルギーとは限らず、 刺激性皮膚炎との鑑別が重要となります。

5: 注意点

・検査中は入浴や発汗を避ける必要があります
・貼付部位にかゆみや違和感が出ることがあります
・強い反応が出た場合は早めに受診してください

検査適応や実施可否は、医師の診察のうえ判断します。